アジアで人気の錦鯉

錦鯉豆知識

欧米と異なり、アジアでは富裕層が富の象徴として錦鯉を愛好していることが多いです。

また、中国では富裕層の間で錦鯉が商売繁盛や立身出世の縁起物として人気があります。

財務省貿易統計の「観賞魚輸出額推移」によると、近年、日本から欧米に向けての錦鯉の輸出額は減少傾向ですが、アジアの国々への輸出額は年々増加が続いているので、愛好家も増加することでしょう。

錦鯉生産者が今後期待している東南アジアの国々は、ベトナム、タイ、インドネシアです。

これらの国々では、経済発展に伴い、富の象徴として富裕層の間で錦鯉愛好家が増加しているので、錦鯉の市場拡大も期待されています。

また、東南アジアは日本に比べて気候が暖かいため、錦鯉が活発に動いて餌を沢山食べるので、成長も早く生育の良い錦鯉の誕生も期待できます。

10年ほど前、ベトナムの錦鯉販売店は2~3軒くらいでしたが近年では、30軒以上に増えています。

また、インドネシアでは日本の大手養殖業者と現地の養鯉場が、共同で日本の錦鯉の幼魚や成魚を販売しています。

タイでも同じように錦鯉の市場は拡大し、品評会も開催されています。

若者も興味をもっているようで、富裕層の若者の錦鯉愛好家も増えてますます発展しそうです。
Lineなどを使って生産者から直接仕入れているアジアの方も多いようで、コミュニケーションも今どきになってきています

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